胆振東部地震発生

できごと

2018年9月6日午前03時08分に北海道胆振地方中東部を震源とするマグニチュード6.7・最大震度7の地震が発生しました。最大震度については、当初6強と発表されましたが、追って7に訂正されました。また、当地の震度は4と発表されています。
当地(我が家?)で、地震の揺れを感じることは少ないのですが、この度はさすがに揺れました。目覚めの途中のモヤっとした頭で、その揺れ具合からあまり遠くはなく比較的エネルギーが大きい揺れと感じ、震源は”青森県東方沖”と想定しましたが胆振地方とは・・・。
北海道で発生するなら”東部のほう”って言ってなかったっけ?。斯様に地震のことは難しいってことなのでしょう。

地震発生直後はテレビ等による情報収集もできましたが、約20分後に停電が発生しました。

震源地近くに立地する、北海道電力の主力発電所である「苫東厚真火力発電所」の1・2号機の蒸気漏れと、4号機タービン付近からの出火により停止と報道されています。
それが波及し、一部の離島を除く全道295万戸が停電になりました。所謂ブラックアウトですね。一見非効率のようですが、分散型システムにすればこのような事態は防げたのではないでしょうか。

石狩湾新港に2019年2月営業運転開始予定の新しい火力発電所建設中で、”間に合わなかった”というアンラッキーな面もあるようですが。

 

地震発生後、”よつば”は、テーブルと椅子の下で安全を図っています。

 

我が家の対応と備忘録
発災直後、室内および灯油タンク等屋外設備に倒壊・損傷がないこと、敷地内配管を含めた漏水確認、前日の台風対策のため用意したポータブル電源等非常用備品の再確認を実施。
また、キャンプ用ポリタンクと、やかんに飲料水を確保。津波の心配がないことを確認のうえラジオで情報収集しながら就寝(すべく努めた)。

夜が明けて、当地区において停電以外の当面の被害がないことを確認。(58時間の停電に見舞われた2004年の台風18号後に)非常時のためにと購入した発電機(2KVA)を稼働させた。
発電機については、定期的な試運転等を実施しながら、”このまま朽ち果てていくのか、しかし活用機会のないことが幸せなことだ”と、自問自答しながら14年。
役に立って”しまいました”。

 

途中、にわか雨が降ったため応急処置で・・。

 

6日午後の早い時間まで使用できていた(13時25分には使えた)携帯電話(ソフトバンクのガラケー)が、中継基地局のバッテリーが尽きたか圏外になり使用できなくなった。7日午前10時30分現在復旧せず。(昼12時に復旧確認。)

もちろん、ネットも固定電話(ひかり電話)も使用できない状況が続いたが、7日午前06時00分にネットを除き電話のみ一時復旧したかに見えたがすぐ力尽きた。午前07時49分頃本格復旧し使用できるようになった。

7日午前01時35分、送電停止から約22時間で復電。妻に、この状況で再送電するとしたら私なら”深夜の負荷の少ない時にする”と、偉そうに予言していたのですが大当たり。妻は、”さすがすごいわねぇ”と・・・。偶然ですよネ?。

しかし、7日午前07時現在、なお198万戸停電中との報道。本格復旧には約1週間を要するのだとか。

 

一応の落ち着きを取り戻したのがわかるのか、”よつば”はあられもない無防備な姿で爆睡中。

 

でも、まだ多数の停電中の場所や、安否不明の方もおられる様子。追い打ちをかけるように雨が降ると言っています。心配です。

連絡がつきにくい中、安否確認をしてくださった皆様。ありがとうございました。お礼申し上げます。

コメント

  1. webmaster より:

    少なくとも日常生活に必要なものは落ち着いたころではないかと思い、隣町に買い物に行ってきました。
    スーパーで買い物をした妻は、いつもに比べて品数が少ないのと”高いわぁ”と言っていました。また、ホームセンターに寄ったところ、発電機やガソリン携行缶コーナーが空になっているのが目につきました。
    20%の節電が求められていることもあり、照明を減らした店内も暗く先は長そうです。道内では、まだ大変な生活を強いられている方も多く。頑張りましょ。
    本日、計画停電に備えて非常用発電機のオイル交換と試運転を実施しました。

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