ゲストハウスアプローチの軒下で、キジバト(ヤマバト)が子育て中です。
1か月ほど前に子育て中であったキジバト(の雛)は、巣立ちを前にして、ほんの少しの時間、買い物で目を離した隙に、二羽ともヘビに襲われてしまいました。
気が付いて駆けつけた時には、残念なことに、こと切れていました。ヘビには逃げられてしまいましたが、敵は必ず取ってやると誓い丁重に弔いました。
親鳥が数日間、巣の周りを探すように訪れていたのが目に焼き付いています。
自然界では日常茶飯事のことなのだろうなとは思うのですが、我が家族を失ったようで誠に残念で仕方がありません。
妻と二人でため息をついていたころにまた巣作りを始めたのです。別の番でしょうね。きっと。見分けがつきません。
親の留守の間に、そぉっとのぞいたところ孵って間がないと思われる雛が二羽おりました。
7月12日の様子です。許可を頂いて(誰に?)そぉっと撮らせてもらいました。
中三日でずいぶんと鳥らしくなったでしょっ!。
7月15日の様子です。
時折、カラスの一家が周りを飛び交ったり、尻尾の短い黒猫がじいっと様子を窺ったりしているのを見ると、気が気じゃありません。可能な限り妻と交代で、それとなく見張りを。あぁシンド!。
7月17日の様子です。弟分(妹かな)は、兄貴分(姉かな)の後ろに隠れています。
巣立ちまで一週間前後でしょうか。
この後は巣立ちのその日まで、落ち着いた日々を過ごせるように陰ながらガードしますね。
7月19日、先に孵った兄貴分(と思われる・姉貴分かも知れません)が巣を後にしました。
あとに残された”私”は、親鳥が幾度となく近くに来て「こっちにおいでよ」と、呼びかけているようでしたが飛び立つことができません。
結局一夜を過ごし20日の早朝、迎えに来た親鳥とともに飛び立っていきました。
無事に巣立ちを手伝えた喜びと少しの寂しさを感じています。これが本当の「空の巣症候群」?。でも、うつ状態ではありませんのでご安心を。
今しばらく様子を見たうえで、原状復旧作業を行いたいと思います。
親鳥が近くのアンテナの上で「早くおいでよ」と根気よく呼び掛けています。
20日の午前中に、近くで飛翔の練習をしている姿を見ることができました。
午後になって、親子4羽揃ってお礼参りならぬ、餌をついばみながら元気な姿を見せに来てくれました。誰が誰だかわかりませんが1羽は奥の方へ行っていて写っていません。きっとお父さんだよね。
今度こそ無事に巣立って欲しいと、万全を期してヘビの忌避剤を、あちらこちらに置いて。
近くで5羽のカラスの一家が飛び交っているので、カラス除けのおまじないを・・・。
釣りの投げ竿が役に立っています。
これも、効果があるか否かは少々疑問ではありますが、カラスは羽が触れるのを嫌うと聞いたので、親鳩の出入りの邪魔にならない範囲でネットとじゃま板を設置して。
↑野良猫除けと、↓キタキツネ等の野生動物除けの超音波発振器を設置(周波数が違うのです)。
そんな作業をしていたら、家庭菜園の動物除けのネットに蝉と抜け殻が見つかりました。
夏は来ぬ。
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