2020Dell Vostro 15 5501のストレージを増設しました。
まず、裏蓋の9個のネジ(M2x8 x2/M2x4 x7)を外し、ベースカバーを外します。例によっていくつかのツメで止められていますので、ケースオープナー等を使って慎重かつ大胆に外します。くれぐれも自己責任でお願いしますネ。
赤丸印は、M2x8です。その他はM2x4。
軽量化に役立っているのでしょうが、華奢で頼りなく感じます。精密ドライバーを使ってネジ山をつぶさないように慎重に作業をしますが、分解組み立ては出来るだけ数少なくしようと思わせられます。
ソリッドステートドライブ用スロットは、2個所用意されています。
右中央のスロット1に、hynix製 NVMe SSD 256GB(M.2 2230)が装備されていました。システムやリカバリ領域とアプリケーションをインストールすると残りは半分ほど、それでも十分な容量があるのですが性分で・・・。
左上のスロット2に、Westem Digital製 NVMe SSD 500GB(M.2 2280)を増設しました。
組立後に設置後の写真を撮り忘れたことに気が付きましたが、上記の理由で写真はまたの機会に・・。
時を同じくして、ノートパソコン CF-LX6(Panasonic)を使っている”彼”から問い合わせがありました。
ここ1か月の間に数回、パソコンのキーボード左側で何かが回っているような感じがして、何を操作しても反応しなくなり、やがてブラックアウトしてしまう事象(画面が消えてしまう)が現れた。仕方なく強制終了させてしばらくたつと、また使えるようになる。との電話が入りました。
暑い日が続いているからねぇ。と、ピンとくるものがあり、次の作業を試すように指示しました(えらそうに。との声もありますが、そこは彼との関係性でご勘弁を)。
ひとつ
本体側面の排気(排熱)口近くの裏面にある、ネジ止めされているダストカバーを外して清掃すること。
ふたつ
スタートから Panasonic PC設定ユーティリティ→サポート→トラブルシューティングのファン制御へ進み、”高速”をクリックして設定変更をすること。ただし、涼しい季節になったら標準に戻すことも可。
もちろん、給排気口をふさぐような使い方はしてないよネ。と優しく注意することも忘れませんでした。
その結果は、何も報告・連絡がないから大丈夫だったんだろなぁ・・・苦笑。
Westem Digital製 NVMe SSD 500GB(M.2 2280)を、SSDスロット1・2に装備しました。
コメント
時を同じくしてに関連してですが。
今から10数年前のことですが、ノートパソコンが不具合だ見て欲しいと依頼を受けたことを思い出しました。
ディスプレイが表示したりしなかったり、当初はどこかの接触不良かとも思ったのですが、調べてみると給排気口はもとより冷却ファンを含めた内部は綿ゴミやほこり等で一杯という状況でした。
丁寧に清掃をしたのですが時すでに遅し・・グラフィック回路にダメージを与えていたのでしょうか?。修理の見積もりを取ったところ買い替えるかどうかというような金額だったと思います。例年になく暑いこの頃お気を付けください。
システムをWestem Digital製 NVMe SSD 500GB(M.2 2280)に移行して、元々装備されていたhynix製 NVMe SSD 256GB(M.2 2230)を取り外しました。
その理由は、アイドリング時は良いのですが、セキュリティスキャンやBitLocker設定等、少し”長めの負荷”がかかると、温度が短時間で70℃まで上昇してしまう事象が見受けられたためです。ノートパソコン冷却台(送風機台)に乗せてもどうにもなりませんでした。
ある日の朝など、パソコンに電源が入っていて熱~くなってフリーズしていることに気がつきました(ディスプレイが開くと起動スイッチが入り、AC電源に接続されているときは一定時間経過後も電源オフにしない設定にしていました)。何かの拍子で電源が入り熱暴走でフリーズしたものと思われます。一瞬壊れたかと思いました。
しっかり冷房の効いた場所での使用や、ユーティリティソフトなど使用せずに温度など気にしなければ、気が付かないで使えてしまうのかもわかりませんが・・・。
よって上記のようにしました。その結果、ストレスがかかった時でも冷却台等使用せずに40℃台に治まる(収まる?)ようになりました。
最終的に、Westem Digital製 NVMe SSD 500GB(M.2 2280)を追加し、500GB x 2の合計1TBにしました。
写真は、本文に追記しました。