アメリカ時間で毎月第2火曜日にマイクロソフトから公開されるWindows のアップデート。 (日本時間では毎月第2水曜日または第3水曜日になるのかな?)
2020年4月公開の累積更新プログラム(KB4549951)では、ブルースクリーン(BSOD)に見舞われたとの相談がありました。
当該更新プログラムの削除と、更新とセキュリティの設定で更新を一時停止することで取りあえずの対応(7日単位で延期することができます)を実施しました。
Show or hide updatesで設定変更し、許可するまで当該更新プログラムのダウンロード・インストールを停止させることもできます。
また、6月の更新プログラムにおいても、一部のプリンターで印刷できないという不具合が発生しているようです。現にそのような対応依頼を受けて確認対処を実施しました。
Windows 10 1909の場合は、更新プログラム(KB4560960)を、Windows 10 2004の場合は、更新プログラム(KB4557957)をアンインストールすることで解決するとの情報がありました。
Windows 10 2004とは、
2020年5月公開の大型アップデート「Windows 10 2004 May 2020 Update」適用済のWindows OS。
対応依頼のあった当該パソコンは、大型アップデート前のWindows 10 1909 でしたので、更新プログラム(KB4560960)を削除し正常印刷できることを確認するとともに、”取りあえず”、14日間の更新一時停止に設定しました。
スタート→設定→更新とセキュリティ→更新を7日間一時停止(クリックをすると7日単位で停止期間を延ばすことができます)、または詳細オプションから延期設定可能。
当方手持ちのWindows 10パソコンでは、いずれの機種もWindows 10 2004にアップデート済みですが、幸いなことに(今のところ)大きな影響はないようです。
ただ、エプソンプリンター(EW-M770T)関係で、更新プログラムと直接の関係があるか否かは不明ですが、ディスプレイ画面へのインク残量表示がされなくなり、調査結果ユーティリティソフト”エプソン プリンターウィンドウ!3”の設定が、”使用しない”に変更されていたので再度使用するように変更しました。
コントロールパネル→ハードウェアとサウンド→デバイスとプリンター→該当プリンターを右クリック→印刷設定、またはスタート→設定→デバイス→プリンターとスキャナーから該当プリンター選択し管理をクリック→印刷設定→ユーティリティタブ→ドライバーの動作設定からEPSON プリンターウィンドウ!3を使用するにチェックを付けOKをクリックすることで設定変更できる。
該当機8台とも同様の事象が見受けられましたので、大型アップデート、または更新プログラム等の何らかの影響があったのではないかと思われます。
以上、備忘録として。
Microsoftは、「Windows 10 May 2020 Update」(バージョン2004)を、
”Windows Update”を通じて、自動配信する対象端末を増やしているとのことですので、これに伴い、”出世払い”の彼や彼女を含めて・微笑、問い合わせが増えるかな?。
コメント
Windows 10 1909のプリントアウト不具合に対する修正プログラムが提供されました。
適用方法は次の通りです。
MicrosoftUpdateカタログ
から、自分のシステムに合った累積修正プログラム(KB4567512)をダウンロード。
1.更新一時停止に設定してあった場合。
スタート→設定→更新とセキュリティ→更新の再開をクリックし、更新プログラムがある場合はインストール実施する。(次のパッチを充てるまで印刷はできなくなる)
2.先にダウンロードしたwindows10.0-kb4567512-‥‥.msuをダブルクリックしてインストール実施する。
3.印刷不具合の有無を確認する。