ミニコンポを修理

できごと

購入以来15年を経過したミニコンポ(ONKYO FR-X7A)の、CDプレイヤーに音飛びやCDを排出しない等の不具合が時折発生するようになりました。
これでは、大事な”吉井さん”や”イエモン”のCDをトレイに乗せるわけにはいかないと妻が言います。聞くことが出来ないのはともかく、傷がついたら困るとのことでした。

これを機会に新しいコンポに買い替えるという選択肢もあったのですが、最近の殆どの手ごろな価格の装置にはMD(MiniDisc)が装備されておりません。

これまた妻が言うことには、とりためた”吉井さんのMD”を聞くすべがなくなってしまうのは困る。かと言って高額の装置は買いたくない(正しくは”買えない”・苦笑)。ということで修理することにしました。修理をするのはもちろんワタシです。

 

修理結果、正常にCD音楽を再生することが出来るようになりました。
しばらくは大丈夫だと思いますが、”使えるうちに”将来の故障時対応のため部品取り用として中古品を購入するか、MD音源を取り込みメディア変換のうえ新しい機種に買い替えること等検討しています。そのうちアナログレコードが復活しつつあるようにMD装置も・・・。

 

 

先ずは、ケースカバーを外し操作パネルを外し、各種ボードと上部に装備されているMDユニットを取り外して、ようやくCD装置が現れてきました。
CD押さえカバーを外し、ギヤを時計回りに回してピックアップを下に落として、センサースイッチ押さえパーツを外して・・、CDトレーを取り外すと左下にトレーローディングベルトが現れてきます。

 

さらにベルトカバーのロックを外し左にずらして取り外すと、ようやくベルト交換が出来るようになります。新しいベルトに交換してCDトレー開閉不具合を解消します。

 

綿棒を使ってギヤ周りの古くなったグリースの清掃と再給脂を実施します。

 

 

次に、CDピックアップを交換しました。
CDピックアップだけでも良かったのですが、各種ギヤの摩耗やグリースの固化等考慮してASSY(assembly・構成部品)で交換することにしたものです。価格も、分解する面倒や送料を考えたらそう大きな差額ではないと考えました。

左が新しいCDピックアップ(ASSY)です。
CDピックアップ単体で1,200円、ASSYで1,980円、ベルトは2本入りで440円(いずれも送料別途)でした。なお、入手先は”CDパーツマン”です。

 

古くなったグリースの清掃と再給脂を行えば、CDピックアップだけの交換でもよさそうです。

 

CDピックアップ(ASSY)交換終了です。あとはCDユニットに組み込んで、配線やMDユニット、ケースカバー等を元通りに取り付ければ完了です。
手順は、手軽に撮影確認できるスマホのカメラ等で撮影しておくと役に立ちそうです。くれぐれもネジが余ったりすることのないように気をつけましょう・苦笑。

 

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