長年にわたって使用してきた、HDDレコーダー(BUFFALO DVR-W1)の録画済み映像再生時に”カクカク”する現象が出るようになりました。
念のためHDDを初期化しても見ましたが変わりありませんでした。外付けHDDの場合には発生しないようです。
回路の問題なら内外HDDにかかわらずだと思うし、HDD故障でこのような現象が出るのかなぁ。と、首をかしげながら・・・。
そこで、どうせだめならと、所謂”ダメもと”(あまり好きな言葉ではありませんが)で、内蔵HDDドライブを交換してみました。
このレコーダーのファームウェアはHDDとは別領域にあるようなので、換装してフォーマットをすることで使用可能になります。HDD領域にあったら手間がかかりそうで換装する気になったかどうか・・。
B-CASカードを抜きケース後ろの止めネジ3本を外すとケースカバーが外れます。
内部の殆どのスペースを占める3.5インチHDDが現れてきます。
止めネジ4本を外すと、HDDをマウントごと本体から外すことが出来ます。
ついでに冷却ファンを取り外し(2本の樹脂製留め具)、クリーニングを実施しました。
WesternDigital製Greenラベル 1TBが装備されていました。手持ちの同社製Blueラベル 1TBに変更しました。
元通り組み立ててHDDを初期化して様子を見ています。外部ドライブは問題なく再生するのを確認しました。
交換した内部ドライブについては、これから録画テストを繰り返してその結果は追って報告予定。興味のある人はいないかも・苦笑。
なお取り外したHDDは、念のためコマンドプロンプトを管理者として実行してチェックディスク中。相当時間を要します。
HDD交換後、数時間に渡り録画・再生を繰り返して動作の確認をしました。
今のところ地デジ・BSともに正常に動作しており(CSはアンテナが設置されていませんので未確認です)、HDD交換の一定の効果があったように思います。が、取り外したHDDも” /r”のオプションを付けて”完全検査”を実施しましたがその結果は異状なしでした。釈然としませんが、とりあえず結果のご報告を。
まぁ、厳密に言うと「”chkdsk”コマンドは、ファイルシステムのエラーをチェックし修復するためのプログラム」ということなのでHDDのハードウェアエラーは否定しきれませんが・・。一旦そう言うことに整理しておきましょうか・苦笑。
S.M.A.R.T情報も異常なしで、電源投入回数は、9,891回。使用時間は、10,746時間でした。