大腸の内視鏡検査

できごと

函館の総合病院で大腸内視鏡検査を受けてきました。
先に受けた健康診断の大腸がん検診(便潜血検査)で陽性になり、精密検査を受けるようにと言われていました。
予約をしてからちょうど1ケ月後の本日、ようやく検査当日となりました。

4年前にも陽性になり、その時には(諸般の事情で)道外の総合病院でポリープ切除術を受けた経験があります。
組織検査結果は良性で、内視鏡検査も定期的に受けなければならないという状態ではありませんでした。先生には、(内視鏡検査は)「気が向いたら受けることでいいよ」と言われた記憶があります。

前回の時は、食べていいもの悪いものと指定はされましたが検査食はありませんでした。
当日の検査前処置も、ビジクリア錠を使い自宅で指定された時間に記録を取りながら行うという方法でした。数十Km移動しなければならない当地と違い、すぐ近くの病院ということもあったのかも知れません。

今回は前の経験があったので、数日前から食事に気を付けアルコールも控えて、前日には検査食を食べ、夜に下剤を飲んで検査当日を迎えました。
午前9時前に病院に行き、確かその名もずばり「洗腸室」と名前が付けられている部屋に通され、9時半ごろから2リットルのニフレック(だったと思う・・)を約二時間かけて、「もうおなか一杯。ビールならいいのになぁ」などとひそかに思いながら飲み干しました。でも、想像していたほど飲みにくいということはありませんでした。

余談ではありますが、同じ口から摂取するのにビールなら尿として排泄され、ニフレックは肛門から排泄される。このシステムはどうなっているんだろうと不思議に思いました。体の仕組みも、またそれを発見した人もすごいと感心してしまいます。

数日前から節制したおかげか、一番先に検査室に呼ばれて検査を受けることができました。
呼びに来てくれた助手の先生でしょうか、緊張を和らげようとしてくれているのが分かり好印象でした。
検査をしてくれたのは、女性の若い先生で、少しうれしいような申し訳ないような複雑な気持ちで検査を受けることができました。

”内視鏡検査が辛い”という話も聞くことがありますが、前回も今回もそのようなことが全くありませんでした。きっと上手な先生にあたったのかも知れません。
むしろ、時折お腹の中で内視鏡がグルグルグルと動いているのが分かり面白がっていたような・・・。
これで異常がなかったら、なおいいのになぁと思いながら受けていたように思います。長いように感じても15分か20分程度の時間だったようです。

検査室内横のデスクで、ディスプレイに写されたたくさんの写真(デジタルですねぇ)データを見ながら即説明がなされました。
結果は、1mmと2mm程度のポリープがあるが、切除する必要はないと判断する。ただし、ポリープは大きくなると出血することがあるので、毎年1回大腸がん検診(便潜血検査)を受けること。そして陽性になったら内視鏡検査を受けること。とのことでした。

食事と水分は普段通りで良いとのことだったので、「1週間分取り戻すため、今日は飲むぞぉ!」。

コメント

  1. webmaster より:

    小さなポリープがあるため、毎年1回受けるように言われていた検診。気にはしながらも諸般の事情で遅れていましたがこのたび受診しその結果が出ました(7月23日)。
    とりあえずは異常なしということで一安心。(ポリープが消えたわけではなく、まぁ悪くはなっていないということだろうと理解しておりますが)
    結果を聞いたその足で・・、西日本へ”スズメノナミダノオテツダイ”。

タイトルとURLをコピーしました